飛騨季節料理 肴では飛騨の旬の食材を新鮮な状態で愉しんでいただけるよう店主自ら食材を求め山や川に出かけ、調達調理にこだわった料理を、肴というモダンな「和」の空間の中でおもてなしいたします。
「肴 店主の日記」は、飛騨の旬の情報や食材調達の様子、料理をご紹介します。

 冬の食材【命がけの天然山葵採り】

   鹿

   落ち葉で敷き詰められた林道をバイクで

   川越え

   45度近い危険なガレ場超え

   命の危険すら感じた難関場所

   無事難関突破

   ひたすら歩いて一山を超えます。

   綺麗なブナ林

  ナメコの幼菌
先日のお店の休みを利用してスタッフとで【幻の天然山葵】を

採りに行って来ました。

この場所は10年前に知人に教えて頂き行った場所です。

その時最大の38センチ390gの巨大幻の山葵が採れた感動の場所です。

この場所はその後5年後に行き平均20センチ位の山葵が採れました。

その時次回早く大きく育つように芋分けをして埋め変えてきましたので

どれだけ今回大きくなっているかも楽しみで山に入ることを決めました。

早朝4時半に起きお店を5時に出発。

車で1時間走り途中で単車に乗り換え林道を走ること30分。

単車から次は歩きで急な斜面を下り川に到着。

川を横断する為ウエーダーにはき替え川を無事横断。

山登り用の装備に着替え目的の場所に向かうのですが、、、

前回よりかなり山が崩れガレ場状態でとて登るのには危険な状態です。

遠巻きも考えましたがかなりの時間が掛かる為仕方なく

強行突破することにしました。

登り始めたのがいいですが捕まるものが無い45度の急斜面のガレ場で

足がすくみ恐怖心で一杯。

戻るのも危険な為強引に登ることにしました。

何とか滑落することもなく無事でしたが、、、

帰りのことを考えると不安しかありません。

考えてばかりいても先が進まないので幻の山葵目掛けひたすら歩きました。

川を渡り一山超えること時間にして約3時間やっと目的の場所にたどり着きました。

人に荒らされることなく一面綺麗な山葵の緑の葉で覆われていました。

どれくらい大きく育っているかワクワクしながらひたすら大きそうな

芋を狙って掘り続けました。

20cm超えの物がそこそこ採れましたので良かったです。

この時期は日没も早い為午後1時には下山することにしました。

お陰様で今回も20センチ前後のサイズの山葵がそこそこ採れました。

行きにとても危険だった場所はのぼりより少しは安全に下りるルートが

見つかりなんとか無事車まで戻ることが出来ました。

山の中に8時間も居たので疲労もマックス、、、

帰りは疲れ切った体を温泉で癒しお店に無事17時頃戻ることができました。

お店の箱庭にある木船にとりあえず入れ今回の【幻の天然山葵】は

無事終わりました。

危険なガレ場超えに今回多発した足のつりを考えると【幻の天然山葵】採りは

私は今回をもって最後にしたいと思います。

   無事【幻の天然山葵】のポイントに着きスタッフも笑顔でピース!

  大きい物は30cm超えも

  

   なぜかニホンカモシカが崖を降り下るまで見送ってくれてました。

   無事下山